折る包む和の心 日本の伝統文化 ― 折形礼法 ―

折る包む和の心 折形礼法
折る包む和の心 折形礼法

ごあいさつ

日本では昔から、人と人とのおつきあいの中で、物やお金を贈るという慣習があります。特に冠婚葬祭では欠かせないものです。
紙で折り、包む、水引で結ぶということに特別の意味を感じ、礼の心を形に表したもので、日本独自のたいへん美しい文化です。そんな「折形」との出会いは、今から二十数年前のことです。 小笠原流礼法を学ぶ中で『折形礼法』の素晴らしさに心奪われました。儀式用の飾りや贈り物を和紙で包んでいく伝統的な折形。本来の意味を学べば学ぶほど夢中になりました。

若い頃からグラフィックデザインに携わってきたものとしては、基本をしっかり守りながらも、色・形にもこだわりました。私なりの感性を活かして現代の暮らしの中で使える「折形」として伝えていきたいと考えます。『折形礼法』を通して、日本古来の美意識や四季折々の伝統行事を思い起こしてほしいと思います。 そして何よりも伝えたいことは相手を敬い、思いやる気持ちです。

短い時間の中で、礼法・折形・しきたりについてのお話を交えながら日本の伝統文化を認識していただける機会になれば幸いでございます。
皆様とお目にかかれる日を心待ちにしております。

折形礼法教室主宰 森 田美子